梶原一哉

 公明党徳島県本部は20日、県議の長尾哲見氏(68)=徳島選挙区=が今期限りで引退し、2019年春に予定される県議選・徳島選挙区(定数10)に新人の梶原一哉氏(55)=徳島市議、同市昭和町3、写真=を公認候補として擁立すると発表した。

 梶原氏は「人口減少社会を迎えている中で住民を守るには自治体が存続していくことが重要。財政面などあらゆる角度から提言していきたい」と述べた。南海トラフ巨大地震に備える防災対策の強化や高齢者福祉の充実といった公約を掲げる。

 梶原氏は1985年神戸学院大法学部卒。不動産会社勤務などを経て2007年に徳島市議に初当選し、現在3期目。15年6月から公明党県本部幹事長。

 引退する長尾県議は当選7回で、副議長などを歴任した。00年11月から県本部代表を務めている。