「第九体操」の振り付けを考案した頃安教授(右)(鳴門市提供)

 鳴門市は、体を動かしながらベートーベン第九交響曲に親しんでもらう「第九体操」を作った。2018年の「第九」アジア初演100周年に向けたブランド化プロジェクトの一環。25日夕、市民会館で初披露される。

 第九体操は約5分半で、鳴門教育大の頃安利秀教授(音楽)が振り付けを考案し、ピアノ伴奏を付けた。第4楽章の合唱パート「歓喜の歌」から旋律を抜粋し、4部で構成している。

 ドイツ語で喜びを意味する「フロイデ」の合唱パートでは大きく手を広げ、「ディーガンツェヴェルト…(全世界…)」と歌われる部分では両手で円を描くなど、「第九らしさ」を表現。阿波踊りの男踊りの振りを取り入れ、徳島らしさも交えた。

 老若男女問わず誰でも覚えられ、親しんでもらえるよう簡単な振り付けに仕上げた。市は今後、PR動画も制作し、市内外のイベントで披露するなどして売り込む。

 第九体操の初披露の場は、同じ規模の自治体が運動に参加した住民の割合を競う「チャレンジデー」の会場。鳴門市は茨城県常陸太田市と対戦する。25日午後5時半から鳴門市民会館で、頃安教授と鳴教大の合唱団「タドポール」が第九体操の手本を示し、集まった市民に覚えてもらいながら一緒に体験する。

 市第九ブランド化推進室は「体操はとても簡単。誰もが知っている『第九体操』になるように広報活動などに取り組んでいきたい」としている。