レンコン畑にたたずむ雄(左)と2歳の雌=鳴門市大麻町(読者提供)

 11日夕以降、鳴門市大麻町の巣を離れていなくなっていたコウノトリの雄が17日午後、巣の近くのレンコン畑に戻ってきているのを地元住民が見つけた。雄はペアだった3歳の雌とは別の、兵庫県朝来市生まれの2歳の雌と共に餌をついばんでいた。

 雄は午後4時ごろから同7時ごろまで、巣の東約900メートルのレンコン畑や、畑の周辺の水田で餌を食べるなどしていた。

 餌を取るのに集中していたのか、雄は2歳の雌が近寄ると、羽を広げて威嚇していた。

 雌雄とも姿を消して落胆していた住民らは、ほっとした表情を浮かべた。浅野由美子さん(42)=大麻町桧、パート従業員=は「これからは2羽の様子を見守っていきたい」。40代男性は「戻ってきてくれてよかった」と喜んだ。

 一方、4月19日から徳島県を離れている3歳の雌は、5月16日時点も兵庫県豊岡市に滞在している。