井戸端塾のメンバーにリオ五輪での展示決定を報告する相原さん(左)=勝浦町の人形文化交流館

 リオデジャネイロ五輪期間中に「ビッグひな祭り」を展示するため、勝浦町からNPO法人阿波勝浦井戸端塾のメンバーらが現地入りすることになった。8月2、3日に「ジャパンハウス」内の文化庁ブースで、600体以上のひな人形の飾り付けを行う。

 リオ入りするのは、井戸端塾の稲井稔理事長(76)や国清一治事務局長(67)、町職員ら5人以上となる見込み。今後、人選や日程を調整し、現地での飾り付け作業などに向けた準備を進める。

 18日には、リオでの展示実現に尽力した相原茂明・日本スポーツ芸術協会事務局長(68)=同町棚野出身=が同町生名の人形文化交流館を訪問。稲井理事長らに、展示が正式決定したことなどを報告した。

 一般公開はリオ五輪が開幕する8月5日から、パラリンピック閉幕日の9月18日までの予定。展示場所の文化庁ブースは内閣府が管理するため、国の正式行事に位置付けられるという。

 相原さんらは、展示終了後の人形を日本文化の普及に取り組むブラジル日本文化福祉協会などに寄贈することも確認した。稲井理事長は「日本の文化の代表として、立派なものを飾り付けたい」と話している。

 ひな人形約3千体と飾り約1300個は今月5日、トラックに積み込み勝浦町を出発。東京都内にある民間宅配会社の海上輸送オペレーションセンターで一時保管した後、コンテナ船でリオに届けられる。