レシピ集とサバ缶料理を披露するヘルスメイト=那賀町

 那賀町は、脳や神経を活性化させる効果があるとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含んだサバ缶を使った料理集「野菜たっぷり さば缶レシピ」(B5判、14ページ)を製作した。認知症予防につなげようと、同町が昨秋に開いた料理コンテスト「サバ缶フェスティバル」の入賞作品など21品をカラー写真で紹介している。

 コンテストは町食生活改善推進協議会(ヘルスメイト)5支部の会員が対象で、最優秀賞の「ピザ」(木頭支部)は、サバの水煮をタマネギやトマトと共に炒めてピザソースにした。サバの臭みをニンニクで抑え、チーズの風味と絶妙にマッチした一品となっている。

 このほか「さば缶のお寿司(すし)アラカルト」(鷲敷支部)「さば缶と野菜たっぷりパスタ」(相生支部)など、趣向を凝らしたメニューが掲載されている。

 コンテストは1人前70グラム以上の野菜使用も義務づけていたため、幅広く栄養摂取できるレシピがそろっている。

 サバはDHAのほか、血栓予防や降圧作用があり人の体内で作ることができない必須脂肪酸の一種EPA(エイコサペンタエン酸)なども多く含んでおり、認知症の予防に有効な食材とされている。町は「どこでも安価に入手でき、長期保存も可能」として、サバ缶を具材に選んだ。

 4千部製作。6月の町広報誌とともに全戸配布するほか、近く町内の食料品店などに簡易レシピ集(5品、A5判、4ページ)を配り、普及に務める。