親子連れに、泉谷川の水を使ったほたる米の栽培を体験してもらう耕作地=上板町泉谷

 上板町観光物産協会が、ホタルの名所として知られる泉谷川の水で育てている「泉谷川ほたる米」の栽培体験イベントを6月から始める。昨年、泉谷川地区の米作農家が「ほたる米」と名付けて発売したのに合わせて企画した。

 泉谷川ほたる米生産組合の田中芳治副組合長(66)=泉谷、農業=が所有する0・6アールの水田で栽培する。6月5日に田植えを行い、8月21日にはかかしを作って設置。10月2日には稲刈りをし、同23日に脱穀を体験する。

 各回で組合員が講師を務め、田植えに必要な長靴や稲刈り用の鎌などは貸し出す。8月21日と10月23日は、昼食にバーベキューも楽しんでもらう。

 子どもと保護者が対象。定員は5組で人数の規定はない。現在までに2組の申し込みがあり、残る3組を25日まで募集している。体験料は1組2万4千円。栽培する品種はキヌヒカリで、収穫後は1組10キロを持ち帰る。

みだった。地域資源をブランド化しようと地元の米作農家が昨年9月に組合を設立。今シーズンは3トンの販売を目指している。

 協会の吉田隆之会長(75)は「イベントに参加することでホタルの乱舞を見られる泉谷川など町内の名所を知ってもらえれば」と期待を寄せている。