生徒の質問に答える宇宙飛行士の古川さん=富田中

 徳島市の富田中学校で20日、宇宙飛行士古川聡さん(52)の講演会があり、生徒や保護者ら約600人が聞き入った。

 古川さんは、幼い頃に抱いた宇宙へのあこがれを捨てきれずに医師から宇宙飛行士に転身したことや、12年の厳しい訓練を経て2011年に国際宇宙ステーション(ISS)に165日間滞在した経験を紹介。「いろんなことに興味を持ち、そこから見つけた夢の実現に向けて努力してほしい」と呼び掛けた。

 生徒からの「これからやってみたいことは」との質問には「3年かけて火星まで往復する際の健康を保つ方法の研究をしたい。月にも行ってみたい」と答えた。

 3年の秋田小百合さん(14)は「無重力で宙に浮かんでいる水が少しの力で形を変える話が面白かった。宇宙に関わる仕事に興味が湧いた」と目を輝かせていた。