人形操作を体験するあわっ子文化大使(右)と留学生(左)=徳島市の阿波十郎兵衛屋敷

 徳島文化を発信する県の「あわっ子文化大使」を務める中学生14人が21日、外国人観光客向けのパンフレットを作るため、徳島市の阿波十郎兵衛屋敷などを取材した。

 生徒は徳島大の外国人留学生13人と遊覧船に乗り、同市の新町川水際公園から阿波十郎兵衛屋敷へ。「あわ工芸座」による「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を鑑賞した後、座員の指導で人形操作を体験した。留学生が「1体の人形は何人で操るのか」などと座員に尋ねるたびに、熱心にメモしていた。

 城ノ内中3年の中崎優花さん(14)は「留学生は人形の繊細な動きに感心していた。阿波人形浄瑠璃の素晴らしさを世界に広めたい」と話した。

 6月にも別の大使のグループが勝浦町の国指定史跡「鶴林寺道」などを訪問。取材内容を基に英語で紹介文を考え、9月に2種類のパンフレットを作成する。