あんどんに見入る家族連れ=つるぎ町貞光

 徳島県つるぎ町貞光の貞光商店街周辺で21日夜、一帯をあんどんの明かりで照らして月見を楽しむ「月花遊々(げっかゆうゆう)」(会音(あいね)の和実行委主催)が始まった。23日まで。

 商店街約900メートルの区間や町指定文化財・旧永井家庄屋屋敷に約600個のあんどんが設けられ、来場者は「月」「うさぎ」といった文字やアニメキャラクターが描かれた個性豊かなあんどんに見入っていた。

 屋敷ではライトアップされた竹のオブジェ、菊やススキといった秋の草花の展示もあった。

 家族6人で訪れた貞光小4年の山蔭結愛(ゆな)さん(9)は「あんどんの光がきれいで、いい思い出になった。また来たい」と話した。

 点灯は午後6~9時。屋敷では22日に和楽器コンサート、23日に影絵のパフォーマンスなどがある。