真紅の花を咲かせるテロペア・スペキオシッシマ=那賀町菖蒲

真紅の花を咲かせるテロペア・スペキオシッシマ=那賀町菖蒲

 那賀町長安の農林業中西寛(ゆたか)さん(77)方の畑で、オーストラリア原産のテロペア・スペキオシッシマが真紅の大輪の花を咲かせ、新緑の森に映えている。見頃は5月末まで。

 ヤマモガシ科の常緑低木で、背丈は3メートルほど。筒状の花が球形に重なり合った10センチほどの花を咲かせる。華やかで威風堂々とした姿から、花言葉は「どこにいても目立つ人」。

 中西さんは約40年前に輸入業者から手に入れ、同町菖蒲の畑で育ててきた。高さ3メートル以上に育った7本の樹木には60個ほどの真紅の花が咲き誇っている。中西さんは「とてもきれいな花なので、ぜひ見に来てほしい」と話している。

 [メモ]中西さんの畑は、徳島市中心部から国道55号、195号などを経由して車で約1時間40分。問い合わせは中西さん<電090(9553)2783>。