脳科学を通して幸せに生きるヒントを伝える茂木さん=アスティとくしま

 女性向け会員制クラブ「徳島新聞女性クラブ」は21日、脳科学者の茂木健一郎さん(54)を招き、徳島市のアスティとくしまで講演会を開いた。茂木さんは「脳を活かして生きる」と題し、幸せに生きるために大切な考え方を来場者約1700人に伝えた。

 茂木さんは、自分自身の個性を客観的に見つめる「メタ認知」という概念を紹介。内面的な個性を知るには他者の存在が欠かせないとして「他人は自分の個性を映す鏡。指摘されて初めて分かることがある」と訴えた。

 また他者によって知らされた個性は欠点と感じる場合も多いが「欠点は長所でもあり、表裏一体。ありのままの自分をそのまま受け入れることが、幸せにつながる」と呼び掛けた。

 勝浦町中角の主婦前田節子さん(59)は「脳科学の概念などを分かりやすい言葉で解説してくれた。人生を前向きに生きようと感じた」と話した。

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 29日付朝刊暮らし面に要旨を掲載します。