完成記念イベントに向けて、花の苗植えを行う会員ら=阿南市羽ノ浦町宮倉

 阿南市羽ノ浦、那賀川両町の農地を守る活動に取り組んでいる阿南市那賀川北岸地域広域保全協議会が、同市羽ノ浦町中庄の耕作放棄地を整備し、花の見物を楽しんでもらう広場を作った。28日に完成記念のイベントを開く。

 広場は県道沿いの約2400平方メートルで、ショウブやパンジー、アジサイなど8種類の花が植えられている。西側には休憩スペースとしてウッドデッキを設置。近くに使われなくなった小型船を置き、スイレンやアサザなどの水生植物を栽培している。

 同協議会は2014年6月に発足し、会員数は羽ノ浦、那賀川両町の農家約千人。農業用水路の清掃や田んぼの草刈りなどを行ってきた。

 この土地は、約10年前から利用されていなかった。車の通りも多いことから、協議会がが土地所有者に「市民が景観を楽しみ、憩える場所を作りたい」と相談したところ、使用の快諾を受けた。

 昨年4月に整備を始め、約1年かけて草刈りや花の苗植えなどをしてきた。今月15日には、会員や地元住民約20人が集まり、マリーゴールドやサルビアの苗を植えて広場を完成させた。

 協議会の岡本邦彦会長(72)は「広場で元気に咲く花々を見に来てほしい」と話す。

 28日は、地元の獅子舞やフラダンスのグループがウッドデッキ上で踊りを披露するほか、フラワーアレンジメントの体験も行われる。入場無料で、フラワーアレンジメントへの参加は事前予約が必要。

 イベントの問い合わせや申し込みは同協議会<電0884(24)8318>。