徳島白菊特攻隊員らの冥福を祈って打ち上げられた白菊形の花火=24日午後8時半ごろ、月見ケ丘海水浴場

 太平洋戦争末期、徳島海軍航空基地(松茂町)で編成され、練習機「白菊」で飛び立った徳島白菊特攻隊の隊員を追悼する花火の打ち上げが24日夜、同町豊岡の月見ケ丘海水浴場であった。

 71年前のこの日は、同隊の第1陣が鹿児島県の串良基地から沖縄沖の米艦隊への体当たり攻撃に出撃した日。午後8時半ごろ、白菊が2人乗りだったことにちなんで2発の花火が打ち上げられ、夜空に大輪を咲かせた。花火は第2陣以降が出撃した27、28日、6月21、25日にも打ち上げる。

 白菊花火実行委員会の澤内健司委員長(44)=小松島市中田町、不動産業=は「花火を通じて、隊員たちの悔しさを思い、戦争のない平和な社会を守り継ぐ意識を新たにしてほしい」と話していた。