井川スキー場腕山の存続を求める請願書と署名を山子議長に渡す門脇さん(右端)=三好市役所

 県内外のスキー愛好家らが25日、3707人分の署名を添えて、井川スキー場腕山(三好市)の存続を求める請願書を同市議会に、要望書を市にそれぞれ提出した。スキー場の指定管理者マックアース(兵庫県)が経営悪化を理由として、契約期間中での撤退を申し出ているため。

 同スキー場で活動する「井川スノーボードスクール」の門脇隆彦校長(54)=高知市、自営業=ら3人が市議会事務局を訪れ、山子凱雄議長に手渡した。門脇さんは「署名は自然と集まった。これだけの熱い思いを届けたい」と述べた。

 門脇さんらは続いて黒川征一市長宛ての要望書を、近泉裕久副市長と桧尾良和産業観光部長に提出した。

 近泉副市長は徳島新聞の取材に「署名は重く受け止める。引き続きマックアースと協議を重ねるが、撤退がやむを得ない場合、同じ条件で新たな指定管理者を募集する」と話した。

 署名集めは、撤退を伝え聞いた同スキー場の利用者らが3月3日に始め、会員制交流サイト(SNS)なども活用して協力を呼び掛けた。マックアースは2014年に指定管理者となり、契約は18年のシーズンまでの5年間。