梅酒の漬け込み作業に追われる東野さん=吉野川市美郷川俣の東野リキュール製造場

 国から梅酒特区に指定されている吉野川市美郷地区で25日、今季の梅酒の漬け込み作業が始まった。

 美郷川俣の東野リキュール製造場では、東野宏一さん(74)と妻の千里さん(71)が地元の農家から仕入れた直径約2センチの小梅「竜峡」を水洗いし、氷砂糖と共に瓶に詰めて焼酎に漬け込んだ。

 6月上旬まで作業を行い、昨年より180リットル多い1080リットルを造る予定。冷暗所で熟成させ、11月下旬に同地区で開かれる梅酒まつりで提供する。

 東野さんは「昨年に比べ、現時点では梅の状態がよさそうだ。おいしい梅酒になってほしい」と話した。

 美郷地区ではリキュール製造免許を取得した5事業所が梅酒を製造している。他の事業所も6月上旬にかけて順次、漬け込み作業を行う。