徳島市のナーサリー富田幼児園の園児が三重県津、伊勢両市で取材活動を行い、英字新聞を作った。新聞は伊勢志摩サミットの取材に訪れた海外メディア関係者らに配られた。
掲載したのは、防災や環境問題などをテーマに30歳以下の若者が議論した「G7ユースサミット」の様子や参加者のコメント、伊勢神宮の見どころ、伊勢うどんを食べた感想など。
5、6歳の園児5人が、落合輝紀園長(33)らと21、22両日に取材。園児は、学生ボランティアらに英訳してもらった文章を書いたり写真を貼ったりして完成させた。
新聞は、伊勢市にある各国記者の取材拠点「国際メディアセンター」でG7ユースサミットの主催者を通じて100部が配られた。吉本小日菜(こひな)ちゃん(5)は「英語を書くのは難しかったけど、新聞ができてよかった」と話していた。