徳島の食材を使った6月下旬用の機内食=佐那河内村上の料亭「虎屋壺中庵」

 日本航空は6月1日から1カ月間、徳島県と連携し、機内誌や機内食などで徳島の魅力を発信する。地域活性化を目的に2015年9月から取り組んでいる新ジャパンプロジェクトの一環。

 国内線・国際線の機内誌「スカイワード」では「美しい海、新しい人」と題して美波町を特集。四国霊場23番札所・薬王寺やアカウミガメの産卵地・大浜海岸、都市部の企業が開設したサテライトオフィスと新たな働き方を紹介している。機内ビデオでは、阿波おどり会館や鳴門海峡の渦潮などを取り上げる。

 羽田空港発着の国内線ファーストクラスの夕食には、佐那河内村の料亭「虎屋 壺中庵(こちゅうあん)」の店主岩本光治さん(63)が監修した機内食を提供。アユの風干しやハモのかば焼き、イサギの酒盗焼など徳島の食材をふんだんに使った料理が出される。国内線全路線のクラスJと羽田-徳島線では県産スダチのジュースを提供する。

 27日、同店で日航の大西賢会長と飯泉嘉門知事が記者会見し、取り組み内容について説明した。同プロジェクトでは、機内での地域PRに加え、地域産品や観光資源の発掘などにも取り組む。