太龍寺ロープウェイ内で紙芝居を披露する「どんぐり」のメンバーとお遍路さん

 那賀町の紙芝居ボランティアグループ「どんぐり」が28日、四国霊場21番札所・太龍寺ロープウェイ内で、同寺にまつわる民話を題材にした手作りの紙芝居を披露し、お遍路さんを接待した。

 縦60センチ、横85センチの紙芝居を持ち込み、同町和食郷の道の駅「鷲の里」までの約10分間、吉原桂子会長(77)=同町和食=らメンバー5人が、弘法大師が太龍寺山に棲む竜を退治した話や、同寺を開創したいわれなど7話を、温かみのある絵と軽妙な語り口で紹介した。下りのロープウェイ2便で行い、計70人のお遍路さんが楽しんだ。

 四国八十八カ所参りは初めてという大谷孝子さん(57)=洲本市=は「知らない話もあり楽しかった。心のこもったもてなしで、感激した」と話した。

 どんぐりは毎年、春秋にロープウェイ内で紙芝居を上演している。2014年には同町鷲敷地区を襲った水害で全作品が破損して上演を一時中断したが、15年6月から再開している。