ヒツジの毛刈りに挑戦する三好高の生徒=三好市池田町の同校山地農場

 三好高校(三好市)の食農科学科の2年生12人が31日、学校近くの同校山地農場で、飼育しているヒツジの毛刈りに挑戦した。

 ヒツジはコリデールという品種の雄で、年齢は不詳。同校OBの獣医師井口光二さん(60)=徳島市南昭和町3=と担当教員が、はさみの使い方などを指導した。生徒たちは、ふさふさとした毛を引っ張りながらはさみをあてがい、ヒツジの背から腹部にかけて刈った。

 約1時間半の作業で5キロほどの羊毛が刈り取られ、カットを終えたヒツジはさっぱりした雰囲気に。櫻井千春さん(16)は「皮膚を傷つけないように切るのは緊張した。少しは涼しくなってくれたかな」と汗を拭った。

 池田第一、第二両保育所の5歳児23人も見学に訪れ、刈り取った毛を興味深そうに触っていた。

 同校では2012年からヒツジを飼育しており、暑さによるヒツジの体調不良や皮膚病を防ぐため、毎年この時期に毛刈りをしている。刈った羊毛は小物作りなどに使い、地域住民との交流イベントで活用する予定。