初上陸が確認されたアカウミガメの足跡=午前9時40分、美波町日和佐浦の大浜海岸

 美波町日和佐浦の大浜海岸で1日、アカウミガメの上陸が今季初めて確認された。2015年より1カ月遅かった。産卵は確認されていない。

 ウミガメは甲羅の長さ76センチの小型。午前2時すぎ、町保護監視員の細野一さん(68)=赤松=が、上陸後、海に戻ろうとしているウミガメを海岸の北側で見つけた。穴を掘ろうとした跡も確認したが、砂利で覆われた場所だったため産卵できなかったとみられる。

 日和佐うみがめ博物館カレッタの職員3人が、足跡の幅などを記録した。カレッタの田中宇輝学芸員は「上陸の時期としてはまずまずの早さ。今後の状況を注意深く見守りたい」と話した。

 大浜海岸では15年5月1日、記録が残る中で最も早い上陸と産卵を確認。同年は15匹が上陸、このうち13匹が産卵した。