美波町商工会が作製した「手差し外国語ノート」

 美波町商工会は、外国人観光客への接客を円滑にするため、あいさつや道案内、買い物でよく使う外国語の会話をまとめた「手差し外国語ノート」(A4判、20ページ)を作り、町内の飲食店や宿泊施設などに配った。日本語に英語、中国語、スペイン語、韓国語を併記し、相手に見せながら意思疎通が図れるように工夫している。

 英語・中国語版、スペイン語・韓国語版を各100部作製。100種類以上の文章を、あいさつや会計の際に使う「基本フレーズ」、宿泊施設でのチェックイン・アウト時に使う「宿泊」などの項目ごとに整理している。

 会員事業所から接客などで必要な言葉を聞き、町内在住の外国人や阿南市の英会話教室に翻訳を依頼した。作製費は45万円。表紙には、日和佐、由岐両地区の中心部の絵地図を描き、町のPRキャラクター・かめファミリーと、えびー太君のイラストも添えた。

 商工会によると、近年は外国人遍路の増加などから、町内で宿泊や買い物をする外国人が増えている。ノートを企画した商工会の黒岩一博経営指導員(55)は「うまく活用してスムーズな対応につなげてほしい」と話した。