巧みな足さばきでコーナーを駆け抜ける参加者=鳴門市撫養町の大道商店街

 車輪付きの事務用椅子に座ったまま、地面を蹴って競走する「いす-1GP(グランプリ)2016」が4日、鳴門市撫養町の大道商店街であった。県内外の41チーム(男子38、女子3)が参加し、歩行者天国の市道で熱戦を繰り広げた。

 1周約150メートルのコースを3人1組のチームが交代で走り、2時間での周回数を競うルールで実施。参加者はガラガラと車輪の音を響かせながら、ハンドルさばきならぬ巧みな”足さばき“でコーナーを駆け抜けた。

 足がもつれて転倒したり、目測を誤ってコーナーを曲がり切れずに直進したりするアクシデントも見られ、沿道の見物客を沸かせた。初参加の楠井千晶さん(22)=松茂町中喜来、銀行員=は「思っていた以上にきついけれど、追い抜くのが楽しかった」と笑顔だった。

 男子の部は「葉月連」(鳴門市)が初優勝し、今年新設された女子の部は「チームコクヨレディース」(東京)が栄冠に輝いた。