長野県の全日本生涯野球大会に参加し、「野球のまち阿南」をPRするABO60=阿南市桑野町のJAアグリあなんスタジアム

 阿南市は、長野県上田市を主会場に11、12の両日開かれる「全日本生涯野球大会」(全日本生涯野球連盟主催)に、60歳以上の市内の女性でつくるチアリーディングチーム「ABO60」を派遣する。県外への遠征は2015年3月の東京・八丈島に続いて2回目。全国から約130チーム、3000人が出場する大会で踊りなどを披露し、「野球のまち」をアピールしてもらう。

 ABO60は「あなん・ベースボール・おばちゃん・60歳以上」の略で、阿南市に野球の試合で訪れた県外チームを応援するため、14年に結成。主婦ら65人が所属している。

 長野には19人が出向き、11日夕に上田市の県営上田野球場で行われる開会式で踊りを披露。阿南市を訪れる県外チームと対戦するために編成している野球チーム「おもてなしチーム」(9人)も初出場し、ABOは同球場のスタンドから声援を送る。

 市野球のまち推進課の職員が同行し、野球によるまちおこしの取り組みを紹介。大会の参加チームにパンフレットを配り、試合と観光を組み合わせた「野球観光ツアー」の誘致を図る。ABOの旅費などにかかる市の事業費は112万円。

 上田市は野球が盛んで、40歳以上の愛好家による生涯野球の全国大会を1989年から毎年開き、数千人が参加している。阿南市は上田市の取り組みを参考にしており、ABOの派遣で両市の野球を通した交流を一層深める目的もある。

 ABOリーダーの都崎文恵さん(63)=同市柳島町中川原、飲食店経営=は「笑顔で力いっぱい市をPRしてきたい」と意気込んでいる。