けん玉道選手権大会の四国地区代表選考会に出場する(右から)竹中さん、森脇君、手塚君、白井君。左端は指導員の田崎さん=徳島市の両国橋西公園

 県内の愛好家でつくる「徳島けん玉クラブ」に所属する小学生4人が、12日に松山市で開かれる全日本少年少女けん玉道選手権大会四国地区代表選考会に、県内から26年ぶりに出場する。日本けん玉協会公認の2級指導員の資格を持つ田崎隆也さん(35)=鳴門市瀬戸町明神、自営業=の熱心な指導が実を結んだ。4人は全国大会出場を目指して練習に力を入れている。

 出場するのは、阿波市の八幡小4年竹中茅由さん(9)、藍住町の藍住東小3年森脇咲太君(8)、小松島市の千代小5年白井航介君(10)、徳島市の千松小4年手塚康生君(9)。あすたむらんど徳島(板野町)で月2回、田崎さんの指導で腕を磨いている。

 けん玉は気軽に楽しみながら集中力や動体視力を鍛えることができ、近年は世界中で注目を集めている。手に球を持ってけんを乗せる「灯台」など約3万通りの技がある。

 選考会の出場には初段以上の実力が必要だが、県内には長年、検定を実施できる指導員がいなかった。4段の実力を持つ田崎さんが、子どもたちに段位を与えて県内でのけん玉普及につなげようと、2015年5月に2級指導員の資格を取得。クラブ員数十人を対象に検定を行い、竹中さんが2段、他の3人は初段に合格し、選考会に出場できることになった。

 選考会は男女別のトーナメント方式で、指定された五つの技を繰り返し成功させて得点を競い、男女各1人が全国大会に進む。

 竹中さんは「優勝に向けて全力を出したい」と話し、田崎さんは「自分の力を信じて頑張ってほしい」とエールを送っている。