赤ちゃんとの触れ合いを楽しむ高齢者=藍住町富吉の特別養護老人ホーム・藍寿苑

 藍住町富吉の特別養護老人ホーム・藍寿苑の高齢者が、赤ちゃんと交流した。小学校や高齢者施設などに乳幼児と母親を派遣する事業を県内で推進する「ママの働き方応援隊徳島校」の活動の一環。

 町内外の母親7人と0~2歳の乳幼児8人が訪問。入所と通所の高齢者85人が参加し、赤ちゃんと目を合わせて笑わせたり、抱っこをしたりして楽しいひとときを過ごした。

 戦時中に台湾で長男を育てた瀬筒ツル子さん(94)は「子育てをしていた時の楽しかった思い出がよみがえりました」と目を潤ませながら喜んでいた。

 派遣事業は、NPO法人「ママの働き方応援隊」が2012年に神戸市で始め、「赤ちゃん先生プロジェクト」と名付けている。藍寿苑への訪問は、4月に徳島校が設立されて以降、初めての派遣。14日には藍住南小学校を訪れ児童と交流する。