起業を検討する人たちに貸し出すチャレンジショップ=美波町奥河内の道の駅日和佐

 美波町は、町内での起業を検討する人や新商品の開発に取り組む事業者らに貸し出す店舗「チャレンジショップ」を、同町奥河内の道の駅日和佐に開設した。起業をきっかけにした町外からの移住促進や、町内事業者の振興を図るとともに、道の駅の集客増にもつなげるのが狙い。

 店舗は木造平屋9・9平方メートルで、隣接するJR日和佐駅との連絡道や、道の駅内の物産館に近い空きスペースに建設した。七つのカウンター席と調理台、シンク、ガスコンロ、冷蔵庫、エアコンを備えている。

 出店する業種は問わない。賃料は平日が1日千円、土日祝日が1500円で、1カ月間借りる場合は3万円となる。光熱・水道費は実費を負担する。営業時間は午前7時から午後10時までの間で自由に設定でき、最長3カ月間使用できる。

 町は、地域経済の活性化に向け、2014年度に町内で起業をする人や事業拡大を図る事業主を対象に、最大で100万円を補助する制度を創設。14、15年度に7件の申請があり、飲食店やサテライトオフィスなど4件を支援している。

 起業の相談が寄せられる中で、商品の試験販売などができる場所を求める声があり、年間約20万人が訪れる道の駅日和佐に開設することにした。整備費用は546万円。

 チャレンジショップは徳島市や鳴門市などで空き店舗を利用して行われているが、道の駅では初めて。

 出店などの問い合わせは道の駅日和佐<電0884(77)2121>。