視覚障害者への理解を訴える鶴野さん(右)と杉井事務局長=吉野川市鴨島町の鴨島自動車学校

 2015年10月に全盲の山橋衛二さん=当時(50)=と盲導犬「ヴァルデス」がトラックにひかれて命を落とした事故を受け、吉野川市鴨島町の鴨島自動車学校で13日、視覚障害者や盲導犬への理解を深める交通安全教室があった。

 山橋さんの友人で盲導犬「ホップ」と暮らす鶴野克子さん(51)と、「徳島の盲導犬を育てる会」の杉井ひとみ事務局長(57)が講演。鶴野さんは「信号が変わったとき、周囲の人が一言声を掛けてくれるだけで助かる。目の不自由な人を温かい目で見守ってほしい」と呼び掛けた。

 この後、鶴野さんはホップと一緒に教習コースを歩き、道路の渡り方を実演した。

 教室には住民40人が参加した。知恵島小学校5年の工藤惟斗君(10)は「少しの心掛けで目の不自由な人も過ごしやすくなると思う。学んだことを友達にも教えてあげたい」と話した。