休耕田を活用した地域おこしイベント「おやこde米作り体験inにしやま」が12日、三好市池田町西山で始まり、県内外の家族連れ16組58人が田植えを楽しんだ=写真。
地元住民でつくる「西山をもっともっと元気にする会」の主催で、参加者は南哲夫会長(78)の約2アールの水田に集合。会員の指導を受けながら、一列に並んでもち米の苗を植えた。泥だらけになる子どももいて、山あいに歓声が響いた。
初めて田植えをした北島小3年の石川隼大君(8)は「土がぬるぬるして気持ちよかった。苗が大きくなるのが楽しみ」と話した。
今後、稲刈りや芋掘り、餅つき、しめ縄作りなど、年内に5回の行事を予定している。