鳴門市が作製したイメージアップポスター

 鳴門市は、定住人口の増加を目指し、鳴門の良さをPRするポスターを作った。今後連続して作製する方針で、第1号は農業をするために鳴門市に移住した家族を前面に押し出し、移住を促している。

 ポスターはB1判。同市大麻町大谷のレンコン農家、藤井優希さん(29)の家族5人の写真と共に、「鳴門という選択。」という言葉を配置している。

 さらに「藤井さんの夢」と題し、移住までの経緯を記した上で「夫婦で美味しい『れんこん』をつくって、『家族の笑顔』とともに、この地に根ざしていくことが、私たちの夢です」と紹介している。

 藤井さんは「農業がしたい」という妻の夏実さん(28)の気持ちに賛同し、勤めていた建築関係の会社を退社。3年前、鳴門市内で新規就農の受け入れ先を見つけ、徳島市から家族で移住した。

 藤井さんは「出合いに恵まれ、ここまでこれた。レンコン作りはまだまだだが、自然豊かで、子育てにも向いている。鳴門に来て良かった」と話す。

 ポスターは、鳴門の素晴らしさをPRするとともに市民に地域への愛着を深めてもらう「鳴門プライドプロジェクト」の一環。300部作り、市内の観光施設や交通機関などに掲示する。

 市戦略企画課は「藤井さんの決断を見て、鳴門という選択肢を考えてもらえれば」としている。