活動について話し合う「TIME徳島栄養士団体」メンバー=徳島市のカフェ

 徳島県内の若手栄養士が、食を通じて子どもの心身の成長を支える取り組みを始めた。安価で栄養バランスの取れた食事を提供する「子ども食堂」や食育イベントを開き、家族で囲む食卓の温かさや食事の大切さを伝えていく。

 20~30代の管理栄養士と栄養士7人でつくる「TIME徳島栄養士団体」が活動を主導。5日、徳島市のカフェで子ども食堂を開き、夏野菜を使って栄養バランスや食材にこだわったカレーとコロッケを親子連れら約100人に提供した。次回は秋ごろ催す。

 保護者を対象にしたセミナーや栄養相談会も開き、食への関心を高めてもらう。7月9日に同市幸町3の「イノベーションセンター徳島」で、添加物が子どもに与える影響などを知ってもらうセミナーを行う。

 「栄養士団体」は核家族化や共働きで子どもと食の関係が変化し、独りで食事をする「孤食」が進んでいると指摘。課題として▽スナック菓子などを好む「栄養の貧困」に陥っている▽食事を通じた両親らとの触れ合いが不十分-などを挙げる。

 南部真也代表(27)=徳島市北島田町2=は「子どもたちを食で笑顔にしたいという思いでやっている。一緒に活動できる人がいれば声を掛けてほしい」と話している。問い合わせは南部さん<電088(635)8005>。