県と県南5市町村でつくる「四国の右下」若者創生協議会は、首都圏の大学生や社会人を地元企業にインターンとして受け入れる事業に取り組む。地元企業の活性化や、地域のファンとなってくれる若者を増やすことで、移住者増につなげる考え。NPO法人ETIC(東京)の地域留学プログラムに参画する。

 参画企業は、社会人コースが四季美谷温泉(那賀町)、電気機械製造の藤崎電機(阿南市)、大学生コースが地域活性化支援会社あわえ(美波町)、総合建設業の大竹組(牟岐町)、食品スーパーオオキタ(同)、まぜのおかオートキャンプ場を運営する海部下灘観光協会(海陽町)、衣料品製造のトータス(同)。

 各社は経営や地域の課題、目指す企業像を踏まえ、学生らに取り組んでもらう仕事内容を決める。ETICが6月19日と7月18日に東京で開く「マッチングフェア」に参加し、地域留学の希望者に自社の取り組みや県南の魅力を説明。面接を経て、受け入れる人材を決める。プログラム作りや面接はETICのコーディネーターの支援を受ける。学生は夏休みか春休みの4週間、社会人は9、11月の計6日間、県南で滞在し、課題に挑む。

 ETICは、小松島市出身の宮城治男代表理事が2002年に設立。ベンチャー企業や地方に若者を派遣するインターンシップ、社会起業家の育成事業などを展開している。