県が作った訪問看護師の仕事を紹介するDVD

 担い手の確保が課題になっている在宅医療への理解を深め、訪問看護師の仕事の魅力を知ってもらおうと、徳島県は啓発用のDVD「出会った喜び もらった笑顔 地域をつなぐ訪問看護」を作った。高校や中学校、看護学校などに500枚を配る。

 訪問看護師は、地域の訪問看護ステーションなどから患者宅を訪ねて療養の世話をするのが仕事。自宅に出向くことから、介護に追われる家族を精神面で支えることも期待されている。

 24分のDVDには県内で働く6人の訪問看護師が出演し、患者の話に耳を傾けながら清拭や血圧の測定をする様子などを収録。「ゆっくりと話を聞き、処置に当たれる」「笑顔をもらった時が一番うれしい。元気や勇気をもらえる」とやりがいを語る姿も紹介している。

 また実際に在宅医療を受けた患者の家族が訪問看護によって心の負担を軽くしている声も取り上げ、訪問看護の役割の大きさを説明している。

 県内の訪問看護師は2014年末時点で309人と、看護師全体(1万2959人)の2・4%にとどまる。県医療政策課は「国が病院から在宅への移行を促している。在宅医療への理解を深めてもらい、訪問看護師の志望者を増やしたい」としている。

 DVDに収録した映像は後日、県のホームページでも公開する。