赤ちゃんと触れ合う生徒=阿南市加茂町の加茂谷中学校

 阿南市が本年度、中学生に赤ちゃんと触れ合って命の大切さや子育ての楽しさを学んでもらう「赤ちゃん授業」を始めた。市内の4校で予定しており、これまでに羽ノ浦中と加茂谷中で授業が行われた。

 市から委託を受けた助産師や保育士でつくる実行委員会が学校を訪れ、人形を使い、生徒に抱き方やおむつの替え方を指導する。その後、1歳未満の赤ちゃんと触れ合う。3~5カ月後に、再度同じ顔ぶれで授業を開き、赤ちゃんの成長を実感してもらう。

 加茂谷中の授業には、助産師らのほか、2~8カ月の赤ちゃんと親の11組が訪れた。全生徒39人が参加し、赤ちゃんを抱いたり親と話したりして交流した。3年生の松崎立聖君(14)は「抱っこしてても泣かしてしまわないか心配だった。小さくても意外と重く、命の重みを感じた」と話し、感激した様子だった。

 県が2012年度に小中高校を対象に赤ちゃん授業を始め、毎年3~5校で実施している。

 阿南市の中学校も参加していたが、生徒から人気が高かったことから、市が独自に始めることにした。羽ノ浦、加茂谷両中のほか、福井、椿町の両中学校で行われる。