かるたで特殊詐欺の手口などを学ぶ公民館職員や富田中学生ら=徳島中央公民館

 徳島市の富田中学校の生徒が作った特殊詐欺被害防止かるたが市内の30公民館全てに置かれることになり、16日、同市徳島町城内の徳島中央公民館で贈呈式が行われた。絵札を描いた美術部員2人が市公民館連絡協議会の岩佐重明会長にかるた60セットを贈り、近く1公民館に2セットずつが配られる。

 高齢者の利用が多い公民館で、かるたを通じて詐欺防止への意識を高めてもらうのが狙い。

 贈呈式の後には市内の公民館職員ら約10人でかるた大会を開き、「困ったら迷わず電話#9110」などの札を取り合って特殊詐欺につながるキーワードを確認していた。

 かるたは3月、同校の校区内の4公民館に先行して配られ、好評だったことから同市の全公民館に置くことになった。3年の河村さつきさん(15)は「私たちが作ったかるたで地域のお年寄りの詐欺被害を1人でも減らしたい」と話している。

 かるたは、希望する個人や団体に徳島東署で無償配布(先着30セット)する。