[上]収穫した梅でシロップ作りを体験する四国大生=吉野川市の美郷ほたる館 [下]梅の収穫を体験する徳島大生=三好市井川町井内西の梅園

 四国大と徳島大が、吉野川市と三好市で地域特産の梅の収穫と加工を体験した。作業を通して地域の魅力や課題について考えるのが目的。

 【四国大】

 吉野川市美郷で行い、経営情報学部と生活科学部の1年生14人が参加。美郷ほたる館近くにある約4アールの梅林で収穫作業に汗を流した。

 ほたる館に持ち帰って水洗いした後、1・5リットル容器に氷砂糖と梅の実を500グラムずつ詰めた。冷蔵庫で約1カ月保管すると、シロップが完成する。

 生活科学部の住友靖江さん(19)は「自然の中での収穫作業はとても気持ち良かった。シロップも簡単に作れることが分かって、参考になった」と満足そうだった。

 【徳島大】

 三好市井川町井内西で2日間取り組み、1、2年生64人が挑戦した。

 初日は34人が、市内のNPO法人や住民有志でつくる「伝える暮らしワークショップ実行委員会」が管理する梅園約10アールで、直径4センチほどの南高梅の実を摘み取った。近くの井川町農産物加工開発センターでは、地元の主婦に教わりながら梅のシロップを作った。

 工学部2年の荒木紳之介さん(19)は「作業の大変さが身にしみた。若者が地域に関心を持ち、高齢者の助けになるような交流を進める必要がある」と話した。