選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公選法が19日、施行された。徳島新聞は、22日公示される参院選で新たに有権者となる県内の17~19歳の高校生と大学生の計100人にアンケートを実施。選挙権年齢の引き下げを「良い」と思う人は68人に上った。参院選に「関心がある」は67人、投票に「行く」も74人と、いずれも7割前後を占め、若者の政治参加意識の高さを示した。

 選挙権年齢引き下げへの賛否の理由を自由記述で聞いたところ、「良い」と答えた人は「若い人の意見が政治に反映される」(城東高3年・18歳)、「若者が政治に関心を持つ」(徳島大1年・18歳)といった意見が多かった。「良くない」を選んだ8人は「政治のことが分からない」(鳴門教育大1年・18歳)などとした。

 参院選への関心については「とてもある」が14人、「ある程度ある」が53人に対し、「あまりない」は27人、「全くない」は2人だった。

 投票に「必ず行く」と答えたのは35人で、「たぶん行く」は39人、「たぶん行かない」は8人、「行かない」は3人だった。行くと答えた人の理由は「自分の一票で日本を良くしたい」(富岡西高3年・18歳)などが多く、行かない人は「興味が無い」(徳島文理大1年・18歳)といった答えが目立った。

 自分が投票に行くことで社会や政治を変えられると思うかとの問いには「思う」が33人で、「思わない」の23人を上回った。今の暮らしや社会については38人が「満足」と答えた一方、「満足していない」も25人いた。日本の将来について「希望が持てない」は31人で、「持てる」の24人より多かった。

 当選した議員に取り組んでほしい課題(複数回答)は「景気や雇用対策」が最多の57人。次いで「子育て支援や女性の活躍」44人、「医療や介護、年金問題」37人と、身近な問題への関心が高かった。

 候補者を選ぶ際に重視する点(複数回答)は「行動力や指導力」が80人と最も多く、「改革に取り組む姿勢」62人、「公約や主張」40人と続いた。

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 [調査の方法]城東、富岡西、鳴門、阿波、池田の5高校と徳島、鳴門教育、徳島文理、四国の4大学の協力を得て、参院選投票日翌日の7月11日までに18、19歳となる高校生と大学生各50人を抽出し、7~13日に回答を得た。