撮影時のエピソードを語る蔦監督(右)=美馬市の脇町劇場オデオン座

 三好市出身の映画監督蔦哲一朗さん(31)が、林業をテーマに撮影したドキュメンタリータッチの短編映画「林こずえの業」の上映会が19日、美馬市脇町の脇町劇場オデオン座であり、約200人が鑑賞した。

 蔦監督の舞台あいさつに続いて、三好市や東みよし町を舞台に林業に奮闘する若い女性の日常を捉えた「林こずえ-」を上映。作品鑑賞後は出演者3人が登壇し、本編でカットされたシーンを再現したほか、ロケの様子を撮影したメイキング映像も公開された。

 蔦監督らが、昔ながらのフィルムで撮影したことや、チェーンソーで飛び散る木の粉に触れるほど肉薄して映像に収めたことなどを解説する場面もあり、来場者は興味深そうに聞き入った。

 三木義恵さん(69)=吉野川市山川町奥川田=は「女性でも林業に取り組めるとは思わなかった。林業の現場を初めて知ることができました」と話した。

 林業の現状を知ってもらい、担い手確保につなげようと西部県民局が開いた。