「野球のまち」をうたう阿南市にロゴマーク=イラスト=ができた。野球による町おこしという市の活動に感銘を受けた、福島県在住の絵本作家がデザイン。市は今後、市内で開かれる大会の冊子やパンフレット、ポスターなどに使い、市のPRにつなげる。

 バットを構える強打者をイメージした打者の胸から足にかけてを、赤、黄、青の3色で「あなん」の文字を表している。名前は「あなん一球くん」にした。

 デザインしたのは福島県鏡石町に住む絵本作家菊地清さん(70)。5月下旬にテレビで放送された、阿南市の野球による町おこしの取り組みを見て、活動を応援しようと思い立った。すぐにデザインを考案し、出演していた田上重之推進監(63)に宛てて郵送した。ロゴマークの使用料は無料で、市も「力強い感じが市が目指すまちづくりのイメージに合っている」と使用を決めた。

 菊地さんは山形県出身。東京の広告会社に勤めた後、独立して絵本、造形作家になり、ひらがなを使って動物を表すデザインを得意としている。

 田上推進監は「意外なところから反響があり、驚いている。好意に甘え、どんどん使っていきたい」と喜ぶ。菊地さんは「町おこしの一助になればうれしい」と話している。