県が那賀川沿岸に取り付けた監視カメラ=那賀町木頭出原

 梅雨や台風による出水に備え、県は那賀町木頭出原地区で那賀川の水位を常時監視するライブカメラの運用を始めた。県や町が防災対策に役立てるほか、出水時には町のケーブルテレビ(CATV)で生中継し、住民の迅速な避難につなげる。

 カメラは出原橋近くの那賀川左岸の道路沿いに設置。地上5メートルの高さから、同地区に避難指示・勧告を発令する目安となる橋脚の水位表示「量水標」を映す。映像は県や町役場木頭支所などで見ることができ、水害の発生が懸念される際にはCATVで放映する。事業費は420万円。

 同地区では台風による豪雨で、2014年8月に39戸、15年7月に13戸が床上・床下浸水被害を受けた。