ハモを選別する小松島漁協の職員=小松島市小松島町元根井

 全国有数の水揚げを誇る徳島県産ハモの出荷が小松島漁協で始まり、早朝から漁協職員が選別などの作業に追われている。

 同市南小松島町と小松島町元根井の同漁協出荷場では、紀伊水道で未明に水揚げされたハモをサイズごとに分け、水槽車で生きたまま京阪神などの市場に運んでいる。作業は9月末まで続く。

 ハモは、海水中に栄養分が多い梅雨から夏にかけて脂が乗り、甘味を増すとされる。海が適度に荒れて濁ると活動が盛んになるが、今季はまだ台風の接近がないため、1日の水揚げは0・5~0・7トンと例年より少なめ。市場では1キロ当たり2千~3千円と例年より2割ほど高く取引されているという。

 県水産振興課によると、2015年の県産ハモの取扱量は京都市中央卸売市場で183トン、大阪市中央卸売市場本場で121トンで、いずれも全国2位となっている。