藍住町国際交流協会は19日、国際理解を深めるイベントを町役場で開き、講師に招かれたJICA職員上西はるかさん(28)=徳島市八万町内浜=が約40人を前にケニアでの体験を語った。
2013年10月から2年間、青年海外協力隊員として現地で農業を指導した上西さんは、自作の教材で子どもたちに農業を教えたり、荒れ地を耕して畑を作ったりした経験を紹介し「最後は無事に作物を収穫し、給食にすることができた」と話した。
休日に訪れたサバンナで見た動物や自然風景に癒やされたことなどにも触れ、「本当の豊かさとは何かを考えさせられた」と振り返った。