熱心にメモを取るミャンマーの大学教員=鳴門教育大

 ミャンマーで初等教育の教員養成に関わる大学教員10人が21日、鳴門教育大で新たな指導方法を確立するための研修を始めた。同国の教員養成課程が変更されるのに伴い、モデルとなるカリキュラムを検討する。

 初日は、研修プログラムの説明を受けた後、授業を視察した。「算数A」の授業では、分数を小数に直す場合を例に挙げて背景にある理論などを教える意義を学んだ。ウィンテインギーチョーさん(51)は「解き方だけを教えればいいのではないことが分かった。研修を通じて子どもたちにどんな能力を鍛えようとしているのか学びたい」と話した。

 研修生は7月1日まで滞在し、各教科担当の教授らとカリキュラム作りの要点について話し合ったり、授業を視察したりする。

 研修は、国際協力機構(JICA)が取り組む途上国支援の一環。今秋に1回、来年度に2回、それぞれ2週間程度行い、2017年秋にカリキュラムを完成させる。