移住定住お試しハウスの周囲を整備する城西高神山分校生=神山町鬼籠野

 城西高校神山分校(神山町)造園土木科の生徒が、一般社団法人・神山つなぐ公社が同町内の空き家を活用して整備している移住希望者向け賃貸住宅「移住定住お試しハウス」の改修作業を手伝った。高校生に学んだ技術を実践し、まちづくりへの関心も持ってもらおうと、公社と分校が企画した。

 3年の男子生徒19人が、お試しハウスの第1号となる同町鬼籠野の築55年の木造2階建て民家で作業を行った。建物の周囲に草や雑木が生い茂って改修のための足場が組めなくなっていたため、毎日3、4時間、チェーンソーでカシやカズラなどを切り、植栽を整えた。

 坂部槙也さん(17)は「僕らの仕事が次世代の神山づくりに少しでも役立てたと思うと、充実した気持ちになる」と話していた。

 公社は町内の官民が4月に設立した。お試しハウスは7地区につくる計画で、鬼籠野では11月には改修を終える見通し。今後も神山分校生が整備に協力する。