県警が作った特殊詐欺チェックシート

 徳島県警は、プリペイドカード(プリカ)式電子マネーを悪用した特殊詐欺かどうかを判断できる「特殊詐欺チェックシート」を作った。プリカを販売している県内のコンビニ約350店に配り、利用客に活用してもらう。

 シート(A4判)では「買った電子マネーのID番号を写メなどで他人に伝える予定だ」「電子マネーを買うのは有料サイトの料金を支払うためだ」など四つの質問項目を設け、一つでも該当すると、詐欺の可能性があるとして注意を促す。コンビニの店員がプリカを買い求める客にシートを提示して確認してもらう。

 プリカ式電子マネーは、インターネットの通信販売などを利用する際、カードに記載されているID番号を入力すると、額面分の金額を使える。詐欺グループなどはID番号を聞き出し、電子マネーを使っているとみられる。

 県内でプリカ式電子マネーを使った特殊詐欺被害は2015年に4件(被害額約120万円)だったが、今年は5月末で既に9件(被害額約600万円)発生しており、防止策としてシートを考案した。

 22日、徳島西署員が徳島市のコンビニ2店を訪問して店員にシートを手渡し「数店舗に分けて電子マネーを購入させる手口が多いので、少額の購入でも注意を促してほしい」と呼び掛けた。県内各署が順次配布する。