共同通信社は22、23両日、第24回参院選に関する電話世論調査を実施し、徳島新聞社はその結果に本社取材を加味して序盤の情勢を探った。合区となった「徳島・高知」選挙区(改選数1)は、中西祐介氏(36・自民現)が徳島、高知両県でリードして優位に戦いを進めている。大西聡氏(53・無所属新=民進、共産、社民推薦)は、推薦を受ける政党の支援を得て懸命に追い上げている。福山正敏氏(45・幸福新)は広がりを欠いている。調査時点では半数近くが誰に投票するかを決めておらず、今後の攻防が選挙結果に影響を及ぼしそうだ。

 中西氏は徳島県で強みを発揮し、地元の阿南市や鳴門市、板野郡などでリードを広げている。高知県では県都高知市などで大西氏を上回っている。

 年代別では全ての世代で大きなばらつきなく支持が厚い。支持政党別では自民、公明両党のそれぞれ70%近くを固めているが、無党派層の支持が伸び悩んでいる。

 大西氏は高知県で中西氏に迫り、安芸郡や県西部ではリード。徳島では地元の美馬市や三好市など県西部で中西氏を上回るものの、徳島市などでは浸透し切れていない。

 10~20代の若年層でやや後れを取っているのが目立つ。支持政党別では民進党の70%近く、共産党の50%以上、社民党の90%以上の支持を固めた。

 福山氏は、徳島、高知両県で厳しい戦い。若年層の一部で支持を得ている。