感謝状を受ける(左端から)田中さん、武知さん、板東さん、小川さん=石井署

 5月17日に石井町高川原の飯尾川右岸で遊んでいた町内の5歳男児が誤って川に転落し、一時意識不明となった事故で、石井署は24日、男児を川から救助した町内の男女4人に感謝状を贈った。

 4人は、現場近くの運動施設に勤める田中康博さん(41)=高川原=と、いずれも同施設に子どもを水泳やサッカーに連れてきていた▽武知知佳さん(32)=同、主婦▽小川理花さん(32)=藍畑、主婦▽板東真穂さん(37)=同、会社員。
 
 4人によると、5歳児と一緒に遊んでいた4歳男児の知らせで現場に急行。5歳児は水中で逆さまの状態で浮かび、足の裏だけが水面から確認できた。女性3人はとっさに川へ入り、手をつなぎ合って5歳児を引き上げた。身動きしない5歳児に田中さんがすかさず心臓マッサージを行い、救急隊に引き渡した。

 4人は「川に流れがなかったのが幸い。かけがえのない命をつないであげたいとの思いで必死だった」と話した。石井町と名西消防組合からも28日に感謝状が贈られる。