白菊特攻隊員の冥福を祈って千羽鶴を納める大塚さん夫妻と新保さん(右)=松茂町の海上自衛隊徳島航空基地

 太平洋戦争末期、旧海軍の徳島航空基地(松茂町)で編成された「白菊特攻隊」の記憶の継承を目指す「徳島白菊特攻隊を語り継ぐ会」が24日、同町の海上自衛隊徳島航空基地に千羽鶴を奉納した。

 この日は、最後の白菊特攻隊となった第5次隊出撃の前日に当たる。会員7人が隊員の遺品などを展示する基地内の記念館を訪れ、祭壇に千羽鶴をささげて手を合わせ、沖縄沖で命を落とした隊員56人の冥福を祈った。

 千羽鶴は「白菊」にちなんで白一色。会員で同町内に住む大塚吉彦さん(81)、美代子さん(81)夫妻と新保千鶴子さん(80)の3人が、昨年12月から5カ月かけて作った。吉彦さんは「10代にして、死ねと命令された隊員たちはどれだけ無念だったか。戦争は二度としてはいけない」と話した。

 千羽鶴の奉納は昨年に続いて2回目。