県内の遺跡発掘調査で昨年度に出土した品を紹介する「2016発掘とくしま」が、板野町の県立埋蔵文化財総合センター・レキシルとくしまで開かれている。7月10日まで。入場無料。
川原田遺跡(徳島市)、田浦遺跡(小松島市)、佃遺跡(三好市)の3カ所で出土した50点を展示。川原田遺跡関連では、室町時代の大規模な屋敷跡から出土した備前焼の焼き物や碁石、古銭などが並んだ。田浦、佃両遺跡関連では、弥生土器や石鏃(せきぞく)などが陳列されている。
26日午後1時から、担当職員による調査成果報告会が開かれる。7月3日午後1時からは、古銭作りに挑戦するイベント「銭をつくろう」もある。