「ノンキナトウサン」に扮して、五九郎おどりを披露する会員=吉野川市の鴨島駅前中央通り

 大正から昭和初期に活躍した吉野川市鴨島町出身の喜劇役者・曾我廼家五九郎をしのぶ「五九郎まつり」が25日夜、同市鴨島町の鴨島駅前中央通りであり、多くの親子連れらでにぎわった。

 恒例の五九郎おどりには、市連合婦人会鴨島支部の約50人が出演。ちょびひげと丸眼鏡姿で人気を集めた「ノンキナトウサン」に扮した2人を先頭に、浴衣姿の会員が陽気な曲に合わせてゆったりとした踊りを披露し、約200メートルを練り歩いた。来場者は熱心に写真を撮ったり、踊りに加わったりして思い思いに堪能した。

 このほか、五九郎太鼓保存会や鴨島小金管バンドなどの9団体も演奏を披露し、会場を盛り上げた。

 2年ぶりに訪れた住友徳さん(75)=同市川島町桑村=は「五九郎おどりはほんわかとした雰囲気で、風情がある」と満足そうだった。

 五九郎まつりは1972年から毎年開かれており、今年で45回目。