寸劇を通して認知症患者への対応を学ぶ阿波西高生=阿波市の同校

 認知症患者とその家族を地域で支える「認知症サポーター」の養成講座が、阿波西高校(阿波市)であり、1年生80人が講演や寸劇を通して理解を深めた。

 社会福祉法人健祥会の職員6人が講師を務め、認知症の症状として不安感の高まりや判断力の低下などを紹介。「驚かせない」「急がせない」といった患者への対応を学ぶ寸劇も行い、「患者に気付いた時は、偏見を持たずに優しく声を掛けてほしい」と呼び掛けた。

 受講後、生徒にはサポーターの証しとしてオレンジ色のリストバンドが配られた。飯領田(いろでん)菫(すみれ)さん(15)は「身近な家族が認知症になる可能性もある。学んだことを生かして地域の人の役に立ちたい」と話した。

 同校では2014年度から1年生を対象に講座を開いている。今回で全生徒229人がサポーターになった。